madajimaとの会話

たまたまここを訪れてくれた方を一笑い吹かせるために、赤の他人との「どうでもいい会話」や自分の「どうでもいい思考」を載せています。

恋愛反省文 その3 - youthful days

僕と海老子の付き合い始めの時期の、ラブラブな話も、どうでもいいですね。簡単にまとめます。

どうでも良いなら、書くなよ、と思われるかもしれませんが、まあ、後々に僕の反省に繋がってくるので、仕方がないんですよ。

人間の歴史を語る上で、地球の誕生とか、ビッグバンは欠かせないじゃないですか。

でも、地球の誕生とか、ビッグバンは、戦争や政治に比べたらそこまで大事じゃないから、簡単にまとめられるじゃないですか。

歴史の教科書を見ると、ほとんど戦争や政治じゃないですか。

それと同じですよ。

はは、皮肉で言ってますよ、もちろん、本気じゃありません。

 

あ、ちなみになんですが、人間の歴史を語る上で、音楽は、大事ですよね。

音楽があってこそ、人々は力を合わせて、既存の仕組みを壊して、新しくしてきた。

音楽があってこそ、人々は、周りと手を取り合って、苦しい時期を乗り越えてきた。

音楽があってこそ、人々は過去を思い出し、懐かしみ、反省を活かそうとしてきた。

音楽は、省いちゃダメだと思うんですね。

音楽があってこその、人間ですから。

ま、その話こそ、この恋愛反省文にはどうでも良いですね。失礼しました。

 

さてさて、僕と海老子のラブラブな話を少ししましょう。

僕は、付き合う前に妄想していた、海老子と一緒にしたい事がたくさんあったため、それをお願いしたりしました。

一緒に泊まる。一緒にシャワーをする。外でキスをする。ペアルックで遊園地に行く。

まあ、一緒に泊まる以外は、全て却下されましたね。

僕の友達カップルとダブルデートをして、その友達カップルに「私たち、一緒にシャワー浴びるし、外でキスもするよ」と言ってもらいながら、海老子にお願いをしても、断固として拒否をされました。

ま、悲しかったですね。

ま、それは、別に良いんですけど。

泊まりに来た時は、いつも楽しい夜を過ごしていました。

そうですね、はっきり言いましょう。

老子とのセックスは最高でした。

良い身体をしているので、その辺りはある程度期待していましたが、もう、期待の何倍も良かったです。

そのほか、テレビゲームとか、カラオケとか、バッティングセンターとか、「海老子と付き合ったらやりたい事リスト」にあったものには付き合ってくれて、楽しんでくれていたようです。

 

そんな楽しい時間の一方で、一人でいるときは不安がいっぱいでもありました。

僕が必死にプッシュプッシュをして付き合い始めた経緯を踏まえ、僕は、「ちょっとでも相手を満足させられないとフラれてしまう!」と不安だったのです。

また、「もしかしたら元彼のところに戻ってしまう!」という不安もありました。

「元彼とは会ったのか? 会うのか?」

老子と会っていないときに、ふと、その不安がやってくるのです。

老子の心と肌に直接触れていない時、不安がまとわりつくのです。

元彼の影は、いなくなったと思ったらやってくる、まるでコバエのようでした。

あまりに気になるので、とある日、「いつ会う事になったの?」と聞いてみました。

「んー、今、調整中なんだよね」と海老子は言います。

「ふーん」

その返答を受け、僕の不安は、ますます大きくなるばかりでした。

むしろ、「元彼といつ会うことになったの?」なんて聞かなきゃよかったです。

我慢して聞かない方が、ずっとよかったです。

ですが、この時、自分が自分で言った言葉を思い出そうとしました。

『その元彼に会ったとしても、俺の方が良い男だな、って絶対気づくと思う』

ああ、そんな事言ったね、言ったわ。

告白の時、半ばドヤ顔で、言ったわ。

その自信とは真逆の「いつ会うの? いつ会うの?」なんていう不安丸出しなセリフ、口から出すわけにはいかないな。

このコバエみたいな不安のせいで、自分が海老子にとってコバエみたいなうざい存在になっちゃダメだな。

 

そんな風に、僕が必死に自分を説得していたとある日の夕方、海老子と一緒にカラオケに行きました。

僕は、この日、Mr.Childrenばかり歌っていました。

好きな人がいる時のミスチルの曲は、すごく心に響きます。

そして、海老子のことを考えて密かに練習していた「ラララ」という曲を、最後に歌いました。

 

無くてはならぬものなど あんまり見当たらないけど

愛する人も同じように 今日も元気で暮らしてる

 

一人ではない喜び 何は無くとも それで良しとしようか

 

簡単そうに見えてややこしく

困難そうに思えて容易い

そんなラララ そんなラララ

探してる 探してる

 

赤い夕日が燃えて沈んで 長い夜を越えて昇る

今日もラララ 明日もラララ

探してく 探してく

(『ラララ』 歌:Mr.Children 作詞作曲:桜井和寿

 

僕は、曲の最後の「ラーラララー」というコーラスに入ると、心にしたためていた気持ちを、マイクを通して海老子に伝えました。

「海老子は、2年半かけて世界一周をしたじゃん」

「多分、それは、ものすごく楽しい経験だったと思う」

「でも、俺は、その2年半、この日本で、それと同じくらいの楽しい経験をしていた自信がある」

「それは、普通の人が見過ごしてしまいそうな、細かい出来事や気持ちや感情の変化ひとつひとつを、見つめてきたから」

「そしてそれこそが、俺の中の『ラララ』なんだよね」

「笑ってはしゃぐだけが楽しいんじゃなくて、自分や他人の変化や成長を見るのも、すっごく楽しい」

「『ラララ』を見つけるのが、本当に楽しい」

「その『ラララ』は、他のどんなものにも代えられないと思っている」

「んで、今は、その『ラララ』を、海老子と一緒に見つけていけたら、って思っている」

「俺だけの『ラララ』じゃなく、俺と海老子二人の『ラララ』を」

老子は、その間、ずっと笑っていました。

僕は、結構真面目だったのですが、それが返って面白くしてしまったようです。

「うん、よくわかんない」と海老子は笑いながら言いました。

「えええ!」

「あたし、こういう真面目な話、苦手なんだよね」

「あ、そう」

僕は、少し寂しくなりました。

が、まあそれもそれでよしとすることにしました。

どんどん、僕の気持ちを言葉で伝えていって、それが、どこかで海老子の心にクリーンヒットすれば良いな、と思いました。

 

ですが、どうやら、このカラオケで僕が放った言葉も、海老子の心に少し響いていたようです。

カラオケの会計を終えて、駅に向かっている時でした。

途中で、海老子が、何かを閃いたように「あ、そういえば」と口を開きました。

「ん?」と僕が返事をします。

「元彼に、『彼氏できたんだ』って言ったら、全然連絡返ってこないから、多分もう会わないわ」

「えええええ!」

僕は、元気がみなぎってきました。「マジでえええ!」

「え、うん」

僕が抱いていた不安という不安が、綺麗さっぱり無くなるのを感じました。

そして、僕は勢いあまって海老子を抱き締めました。歩道の真ん中でした。

老子は「ちょっ」と驚いています。

「めっちゃ嬉しい」と僕は耳元で言いました。

「キスして良い?」と聞くと、「ダメ、部屋に戻ってから」とすぐに返されます。

「じゃあ、もっと抱き締めてて良い?」と聞くと、笑って「良いよ」と言ってくれました。

なので、より強く抱き締めました。

老子は、僕の背中をぽんぽんと叩きながら、「これも、ラララ?」と聞いてきます。

「ううん、これは、エヘヘかな」と僕は答えました。

 

この後、僕たちがどのような夜を過ごしたかは、ご想像にお任せします