madajimaとの会話

たまたまここを訪れてくれた方を一笑い吹かせるために、赤の他人との「どうでもいい会話」や自分の「どうでもいい思考」を載せています。

銀座の恋活パーティで出会ったバンダナの子 その5

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面倒な人はあらすじ↓

恋活パーティで会ったバンダナの子は、やる気をたくさんくれる。

それは良い。

だが、madajimaは、それ以外も欲しい。

普通に、緊張感も何もなく、笑い合いてえよ。。。

リラックスした気分で話してえよ。。。

やる気ギラギラ感を出していない、笑顔素敵な榮倉の子と話してえよ。。。

 

 

交流会の翌日、日曜日の夜、LINEを開いて、恋活パーティ以来開いていなかった、榮倉の子とのチャットを開いた。

僕は勢いで、「昨日はスタッフお疲れ様! 今週どこかでご飯に行かない?」と書いた。

 

だが、そこで、送信ボタンを押す前に、ビビりな僕は考え始めてしまったのである。

 

これって、あのグループのルール的に、やっても良いのかな?

バンダナの子以外と、二人で会ったことないんですけど。

断られたら、あのグループにいづらくなっちゃうかな?

榮倉の子に不審に思われるかな?

変にチクられたら、バンダナの子に嫌われるかな?

 

セミナーにはまだ行きたいしなあ。

ビジネスパートナーはあくまでバンダナの子だしなあ。

でも、パートナー以外の人の話も、じっくり聞いてみたいしなあ。

 

そうやって迷いの無限ループにハマっていたら、ドラマみたいなタイミングで、父から電話が来た。

え、なにそれ、珍しい、と驚きながら、僕はすぐに電話に出た。

「おばあちゃんが危篤になって、もうほとんどもたないから、今週中に忌引きを2日とる準備しといて」

え?

「もし亡くなったら、2日間来てもらうから」

「やりかけの仕事があったら、早めに終わらせておいて」

 

そ、そうか。ついに祖母が。

これでは、榮倉の子との予定を立てられない。

というか、榮倉の子の事が頭から消え去った。

このタイミングで「今週どこかでご飯に行かない?」というメッセージ送らなくて、よかった。

 

それから、月曜日、火曜日と実家から連絡が入らず、水曜日の朝、母から訃報のメールが来た。

「新潟は今雪がすごいから、今日の明るいうちに帰って来てもらうとありがたい」

僕は午後休をとって、その日のうちに、実家の新潟に帰ることを伝えた。

 

その水曜日の夜、僕は読書会に行くことになっていた。

もちろん、キャンセルをせざるを得ない。

3週連続のドタキャンである。

そして、「祖母が死んだから」という、悲しいことに、ドタキャンの常套文句になっている理由で、である。

 

僕は会社のトイレにこもって、必死に言葉を選んで、メッセージを送った。

 

「3週連続で本当に本当に申し訳ないんだけど、今朝不幸があって、実家に帰ることになったんだよね」

「いつもこういうのに誘ってくれて感謝しているよ! バンダナの子に会えて本当によかったわ!」

「落ち着いたらまた連絡する!」

 

ずっとトイレにこもっている訳にもいかなかったため、ほぼ勢いでメッセージを書いたが、それが逆に良かったのかもしれない。

おかげで「いつも誘ってくれてありがとう」「会えてよかった」という、常々思っていたけど、今まで言えなかったことを伝える事ができた。

バンダナの子が、「全然大丈夫! こちらも、madajimaからたくさん刺激をもらってますから!」と返信してくれたことも嬉しかった。

 

新潟に帰って葬式を終え、それから、僕は東京に帰って来た。

うおっしゃ〜! バンダナの子に会うぞ〜! ゲーム作るぞ〜! 

「サラリーマンクンポケット」で、世界を席巻するぞ〜!

バンダナの子を刺激しまくるぞ〜!

 

だが、東京に帰ってすぐ、僕はインフルエンザにかかってしまった。

新潟で、両親が風邪をひいていたのでそれをもらい、免疫が弱ったのだと思う。

 

キチーな。キチーよ。 

僕は、身体的に、精神的にズタズタになった。

 

忌引きから引き続いて、12.5連休となった。

 

人に会いてえよ。。。

仕事をしてえよ。。。

会社行きてえよ。。。

「新潟のお土産に、インフルエンザ持って来ちゃいました〜」とか冗談言って、笑わせてえよ。。。

「インフルエンザ、何型だったかって? 新『潟』に決まってるじゃないですか〜」とかダジャレを言って、ドッカンと爆笑を誘いたいわ〜。。。

 

布団の上でそんな妄想をしながら、僕は必死に生き延びている感覚だった。

身体は痛いし、頭は痛いし、凍えるほど寒いし、もう訳が分からない。

このアパートの一室だけが、いや、この布団の中だけが、この世界の全てであるように感じた。

そして、それがどんどん暗く、狭くなっているような気分だった。

 

そこに、光が差し込むように、LINEが届く。

誰から? もちろん、バンダナの子である。

「自宅待機が22日までなんだっけ? その夜、語ろうぜ(^o^)/」

 

語り合うわ〜。

全然語り合うわ〜〜。

「インフルエンザ何型だったの?」

「新『潟』だけど」

これ、言いてえわ〜。

 

12月22日に会うのか。。。

ちょっと待てよ。

インフルエンザで頭おかしくなっていたから気づかなかったけど、12月22日って、12月24日の2日前じゃね?

もはや、クリスマスイブに誘っていいんじゃね?

っていうか、誘わなきゃダメなんじゃね?

 

よし、元気が出てきたぞ。

身体の熱は38度だけど、バンダナの子への熱は100度以上、沸点到達しているぜ。

 

バンダナの子への熱のおかげか、それともよく効く薬のせいか分からないが、インフルエンザの症状は一切出なくなり、ほぼ万全な状態で、22日にバンダナの子に会いに行った。

 

続きます。