madajimaとの会話

たまたまここを訪れてくれた方を一笑い吹かせるために、赤の他人との「どうでもいい会話」や自分の「どうでもいい思考」を載せています。

銀座の恋活パーティで出会ったバンダナの子 その3

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面倒な人はこれまでのあらすじ↓

恋活パーティで出会ったバンダナの子と、セミナーに行ったり、読書会に行ったりしているmadajima。

いつの間にか二人の時間が減っていた中、バンダナの子が「ディズニー行きたいなあ」発言を繰り出した。

これを「私をディズニーに連れてって!」のサインと受け取ったmadajimaは、手始めに買い物とご飯に誘ったのだが。。。

 

 

「コート一緒に選んでくれない?」

「よかったらご飯おごるわ〜」

その返信が3日後、「日にちと時間と場所によるかなあ」だった。

これは、バンダナの子は断る気しか無いと思った。

 

「私、あなたとはビジネスフレンドだから」と言われているようなものである。

いや、ビジネスフレンドなら、コートを一緒に選ぶくらいはしてくれるだろう。

ビジネスフレンド以下、エコノミーフレンドである。

 

だが、madajimaは、こんなことで凹むと思うだろうか?

凹むんですね〜、これが。

がっつり凹みましたよ。

 

もちろん、「ディズニー行きたいなあ」をサインと受け取り、勝手に期待してしまったのはある。

今思えば、考えすぎだったのかもしれない。

だが、「なんだ、あれはサインじゃなかったのか」「あっちが乗り気じゃないなら、いいかな」と思ってしまった。

あと、ぶっちゃけ、コートもそこまで必要ではなかった。

 

そういうことで、バンダナに対して僕は、「やっぱり、マフラーだけで乗り切れそうだから、とりあえずコート無しでもうちょっと頑張ってみるわ!」と返信した。

諦めたのである。 

それに対し、「madajimaは背が高いから、ロングコートとか普通に似合うと思うよ〜」と言ってくれたが、僕はロングコートは嫌いなので、この話は終わらせた。

 

そして、それから、バンダナの子に会う気も失せてしまった。

このLINEのやり取りの後、読書会に誘われて、一旦は了承したが、2週連続でドタキャンした。

頑張れば行けたのだが、「まあ、行かなくてもいっか」と思った。

どうせ、ビジネスフレンドだし。

じゃねえや、エコノミーフレンドだし。

ファーストフレンド、ボーイフレンドにはなれないんだろうし。

 

恋活パーティ直後のあのやる気、「バンダナの子大好きモード」がどこかに行ってしまったようだった。

 

とはいえ、LINEのやり取りはなんだかんだ続いていた。

新潟さんとバンダナの子に送る読書日誌も、たまに書いたりしていた。

 

そして、セミナーに再び誘われた。

交流会という名の、コミュニケーション塾だという。

座って聞くのだけではなく、座って聞いた内容を、実際にその場で参加者と話して実践する、という感じらしい。

なにそれ、面白そうやん。

「一緒に行こ〜」と言われたので、「オッケ〜」と二つ返事で答えた。

そろそろ、バンダナの子に会いたくなってきたのもあった。

 

詳細を受け取ると、なんと、とあるニコニコ動画のチャンネルが主催しているようだった。

 

え、何それ。

いまどきのニコニコ動画って、そんなことが起きてんの?

ニコニコ動画自己啓発セミナー?

実際に会って交流するって、なんか、ニコニコ動画と真逆な感じで、笑うわ。

 

ま、ニコニコ動画のとあるチャンネルが主催のコミュニケーション塾なんて、どうせ数人しか来ないだろ。

バンダナの子の前で、久々に、ビジネスマインドのmadajimaをアピールすっかな?

俺のビジネスコミュニケーション力を見せつけてやろうかな?

「なんでやねん!」

「もうええわ!」

いやー、地元 ・新潟で学んだツッコミが冴え渡る気しかしないわ〜。

「ツッコミ父さん ボケ父さん」って本を出版できそうだわ〜。

 

当日、新宿駅から、会場のセミナー室へと一緒に歩いていた。

僕は、ニコニコ動画のチャンネルについて聞いていた。

 

「あー、あれは、仲間内でやっているチャンネルだよ」

「知っている人同士しかいない感じ」

「私も、毎月登録料払ってチャンネル登録しているよ」

「今回も、100人は集まるんじゃないかな」

「このコミュニティの人が主催して、参加する感じで」

「だから、今日、榮倉の子はスタッフやるみたいだし」

新宿駅から二人でセミナー会場に向かう途中、バンダナの子にそう言われた。

 

えー、想像していたのと違うんですけど。

知っている人同士だったら、コミュニケーション術を実践してみても、あんまり意味がない気もしたりするんですが。

「ツッコミ父さん ボケ父さん」を出版できなさそうなんですけど。

 

会場に着くと、経済塾や読書会で会った人たちをちらほら見つけた。

そして、スタッフをやっている榮倉の子を見つけた。

 

この日の榮倉の子は、一味違った。

 

スタッフをしているためか、いつもよりこぎれいな格好をしている。

それがたまらなく、ビジネスマインドの僕の心をくすぐっていた。

社会人3年目の男が、新入社員の初々しさに惹かれる感じである。

うっわ、ええ。

まじで、ええ。

超かわいいんですけど。

めっちゃ良いんですけど。

 

セミナーを始まる前、挨拶を交わす程度で全然話せなかったが、その後つい気になって、チラリ、チラリと見てしまっていた。

 

セミナーが始まった。

僕とバンダナの子は隣同士で座っていて、ムネリンなど、他の人たちは散らばって座っていた。

予め説明を受けていた通り、講師が前に立って話して、コミュニケーションの実践を他の参加者とする、みたいな流れで進んでいった。

必然として、知らない人と話したりするわけで、そういう人たち相手に、学んだコミュニケーション術をすぐさま実践するのは面白いなあ、と感じた。

 

だが、バンダナの子にとっては、知っている人ばかりだったようだ。

 

第一印象のコミュニケーション術の時だった。

まず講義が始まる前に、参加者同士でペアを作って、自己紹介をし合う前に互いの第一印象を言い合う、みたいなのがあった。

そこで相手から受けた第一印象を基に、講義を聞きましょう、みたいな流れだった。

 

僕が適当に参加者を探している時、僕の目の前で、とある男の人が、バンダナの子に話しかけていた。

「バンダナの子の第一印象は・・・うーんと、おっぱいかな!」

あはは、と、愛想笑いではなく、自然に、バンダナの子が笑う。

「ちなみに、カップ数は何なの?」

「D!」と、バンダナの子は極めて快活に答えた。聞かれ慣れているかのように。

 

嫌だわ〜。

なんか嫌だわ〜。

このコミュニティの中で、バンダナの子のポジションって、そんな感じなんだな。

心の中が一瞬暗くなるような感じがしたが、それを顔に出さないようにした。

そして、席から出来るだけ遠くに行ってペアを作ろうとした。

 

すると、榮倉の子が一人で隅で立っていた。

スタッフだから参加しないのか、それとも参加しているのに一人なのか、それがわからなかったため、とりあえず話しかけてみた。

 

榮倉の子、ペアにならない?

「うん、いいよー」

 

クッソ、笑顔がかわいいじゃないか。

OLを少しカジュアルにしたみたいな雰囲気で、大人びて見えていたため、完全私服だった最初の恋活パーティの時と、印象がまるで違っていた。

僕は緊張してしまう。

だが、僕のコミュニケーション術を見せつけるため、僕は話を続けた。

 

榮倉の子の、俺の第一印象はどうだったの?

「うーん、さわやかかな!」

あー、それね。若い時に言われたけど、今でも言われるんだな。

ちなみに、あのパーティの時に俺と一緒にいた、T君の印象はどうだったの?

「え、チャラそう」

何それ、超ウケるわ。

「だから、madajimaも、ちょっとチャラい人かと思っちゃった。読書会とかで話して、だいぶイメージ変わったけど」

じゃあ、今はどんな感じなん?

「真面目、かな、あはは」

うわー、それは、ガキの頃から死ぬほど言われているわ。

 

榮倉の子は、「madajimaと話すの楽しい!」と思ってくれているような、そんな印象を僕は感じた。

今日はいつもよりかわいいし、テンションがどんどん上がる。

そういった事を榮倉の子に伝えようとしたら、第一印象を言い合う時間が終わってしまった。

じゃあ、またね、と互いに手を振り、席に戻った。

 

すげえな、榮倉の子。

良く考えたら、「madajimaと話すの楽しい!」と思わせてくれたのは、恋活パーティでも同じだった。

あれは、このコミュニケーション塾のおかげだったのかな。

それとも、本当にそう思ってくれてるのかな。

あの時は、ただ単に榮倉の子の見た目が好みではなかったので、バンダナの子にアプローチしたが、今は榮倉の子にアプローチしたい気分だ。

 

はぁー。

バンダナの子の隣の席に戻るのが憂鬱だった。

だって、バンダナの子は「madajimaと話すの楽しい!」とは思わせてくれない。

どちらかというと、威圧感を与えてくる感じだ。

最初こそ、それを「堂々としている」「自信を持っている」と表現していたが、裏を返せば、リラックスできないし、話を聞いていて頭が疲れる。

なんだか、ずっとツッコミを聞かされている気分だ。

もうちょっとボケがあっても良いんじゃないかな。

 

そんなこんなで、コミュニケーション塾が終わった。

その後、僕とバンダナの子、あとムネリンなどの仲間たち合計6人で、ご飯に行くことになった。

スタッフとして会場の片付けがある榮倉の子は、その中にはいなかった。

 

そして、ここで、僕はバンダナの子がさらに嫌になるのだった。

 

続きます。