madajimaとの会話

たまたまここを訪れてくれた方を一笑い吹かせるために、赤の他人との「どうでもいい会話」や自分の「どうでもいい思考」を載せています。

銀座の恋活パーティに行ってきた その10

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面倒な人はあらすじ↓

銀座の恋活パーティで知り合ったバンダナの子に誘われた経済塾に行ったmadajimaだったが、違和感ばかり感じてしまった。

明るく人懐っこい、川崎宗則似の「ムネリン」、銀座の恋活パーティで一緒にいた、榮倉奈々似の「榮倉の子」といった、バンダナの子の友達とはうまくやっていけそうだが、「違和感」から来る不安が拭えない。

そんな中、madajimaは、バンダナの子主催の読書会に向かった。 

  

駅でバンダナの子と待ち合わせ、読書会が行われるカフェへと向かった。

着くと、レジで注文している女性がいる。

そして、バンダナの子はその女の人に後ろから飛びついて、抱きしめた。

榮倉の子だった。

 

いいなあ。

俺も、バンダナの子に抱きつかれたいなあ。

あと、榮倉の子にも抱きつきたいなあ。

そんなことは、決して思っていない。

 

飲み物を受け取ってから、2階へと向かった。

前日の経済塾でかるーくあいさつを交わした女性数人と、ムネリンが座っていた。

適当に雑談をしていたところ、7人全員が集まり、「結構多いね」と話し合っていた。

 

「えー、それでは、これより読書会を始めたいと思います」

バンダナの子が改まって、そう話し始めた。

「この会は、読書をしようとする機会が無い人たちのために、みんなで集まって、一緒に読もうという会です」

「30分間、自分が持って来た本を読んだ後、その感想をシェアしあいます。ここで重要なのは、本の内容ではなく、自分が思ったことをシェアすることです」

 

カフェで、7人がかたまり、何も話さずに静かに本を読んでいる様子はなかなか面白かったが、集中して読めたので、これもいいのかな、と思った。

ただ、問題は、シェアの時間だった。

 

まずは、トップバッターが感想についてシェアし始める。

もちろん、読んだ部分について簡単に説明をするが、僕はその本を読んだことがない。

よって、その感想についてどうこう言うアレもない。

「なので、私も、〜しようと思いました!」と言うのを、ウンウンと周りが頷いて、「いいね、いいね」とつぶやき、「はい、次」というパターンが続いた。

なんじゃ、これ。

誰かが感想を言った後に、他の人がみんなうつむき、「私に話をふらないでくれ」と言わんばかりの表情をしていた。

まあ、そうだよね。

その本を読んだことがなければ、反対意見も、賛成意見も、言いようがないもんね。

自分が読もうと思っていない本のレビューを、わざわざ見ようとは思わないしね。

 

なんで、バンダナの子は、こんな読書会をやっているのか。

どうして周りの人は、「私に話をふらないでくれ」みたいな表情をしつつも、来ようと思うのか。

ここでも、違和感である。

 

ここで、この読書会の違和感と、経済塾の違和感が、一本の線になって繋がる感覚がした。

宗教じゃね?

なんかこれ、宗教じゃね?

 

『新潟の師匠』さん主催の経済塾では、起業家として成功している『新潟の師匠』が教祖みたいになっている。

だから、新しく連れてこられた人が、教祖にあいさつをさせられるのは、教祖のオーラを浴びて、教祖の言うことを信じやすくなるようにさせるため?

経済塾の出席者がやたらと熱を持って「アーーソッカーー」って言っていたのは、周りも「アーーソウダヨナーー」と思いやすくさせるため?

榮倉の子が、榮倉の子に似合わないような、変な見た目の男を連れて来ていたのは、新しい人を連れて来る、ノルマみたいなのがあるから?

そして、この読書会は、教祖が読んできた本を読み合って、ビジネスの考え方を染み込ませるため?

というか、そもそも読書日誌をすすめられたのも、それと同じ理由?

ビジネスの考え方を、染み込ませるようにするため?

 

その、ビジネスの考え方とは何か。

ネットワークビジネスしかないやん。。。

ネットワークビジネスでしょ。。。

 

僕は、この読書会の後、2年前に自分がネットワークビジネスに誘われた時のことを思い出していた。

「お金、無いよりあった方がよくない?」

「働かないで入って来るお金、欲しくない?」

「成功した人がやったことと同じことをやるだけだよ?」

 

そして、半年ほど前、とある宗教に誘われた時のこと思い出していた。

「天国、行けるなら行きたくないですか?」

「神様の栄光の恩恵を、受けたくないですか?」

「聖書に載っていることをするだけですよ?」

 

誘い方は、非常に似ている。

人間誰しも、将来、お金持ちになるかもしれないし、ならないかもしれないが、将来がどうなるかは、誰にもわからない。

神様は、いるかもしれないし、いないかもしれないが、それを証明することは、誰にもできない。

 

そして、誘ってくる理由も、非常に似ている。

誘ってくる人の、直接的な利益になるからだ。

ネットワークビジネスを誘い、その人が頑張って稼いでくれれば、最初に誘った人は、お金を稼ぐことができる。

宗教に誘って、その人が信じてくれれば、自分が天国に行く確率が高くなる。

教会の人であれば、誘った人が信じてくれれば、教会に入って来る寄付金が増えることになる。

 

もちろん、会社や、スポーツや、アイドルなんかも、広い意味では、この範疇に入ることはわかっている。

だが、ネットワークビジネスも宗教も、人との関係、絆を利用して、断られないように色々手を計らい、自分の利益になるよう仕向ける。

そんなやり方が、自分的には、異常に腹が立つ。

誰も、仕事や、スポーツ観戦や、アイドルを、そういう風に薦めたりしないだろう。

 

僕の中で決定的だったのは、「金持ち父さん貧乏父さん」の次に薦められた本を読んでいたら、ネットワークビジネスを推奨する内容が書かれていたことだった。

ネットワークビジネスをすれば、起業に向けて必要な知識や経験が、手に入ります」

ネットワークビジネスをすることで得られることは多いので、薦めます」

 

そうか、全てはこのためだったのか。

新潟さんも、『新潟の師匠』さんも、ネットワークビジネスから、今の起業につなげ、成功しているから、自分たちの弟子にも、その道を進めてもらいやすくなるよう、「金持ち父さん貧乏父さん」のような本を薦めたり、読書日誌を書いてもらったり、経済塾を開いたりしているのではないか。

この本を読むように仕向けられ、この部分を読んでから、「うおー! それじゃあ、ネットワークビジネスやったるぜー!」となるように、道を丁寧にセットしてたんじゃないだろうか。

 

残念だ。

バンダナの子が「ネットワークビジネスを勉強中」と言っていたのは、単なるはぐらかしだったのかな。

色々語りながら、互いにやる気を高め合い、それぞれの道で頑張れると思ったんだけど、この世界に何が起ころうと、自分がネットワークビジネスをやる可能性は、1ミリも無い。

ただ、せめて、直接誘ってくれれば、さっさと断れたのに。

 

読書日誌は、書けなくなった。

もう、バンダナの子のLINEをブロックしようかな、とまで思った。

 

だけど。

だけども、バンダナの子も、新潟さんも、『新潟の師匠』さんも、2年前にネットワークビジネスを誘ってきた人たちとは、少し違う。

いや、だいぶ違う。

そうやって、自分をとある道に仕向けようと、コントロールしようとしている感じが、あまり無い。

計算をしているというより、常に素を出している感じだ。

自分の考えすぎなのか?

ただ、これが、遠回しに遠回しに仕向けようとするのが、2017年の最新型ネットワークビジネスなのかもしれない。

人に疑われないよう、巧妙に道を作っているのかもしれない。

現代流の、「スマート」ネットワークビジネスなのかもしれない。

 

はぁー。

はぁぁぁ。

考えれば考えるほど、モヤモヤするし、悪い方向に考えちゃうし、イライラする。

もう、こうやって頭の中の世界でああだこうだしてないで、直接聞くしかねえな。

 

以前、バンダナの子とネットワークビジネスの話をした時は、電話だった。

直接聞けたのは良かったが、顔を見て話せなかったから、あちらがどこまで本心で話しているのかはわからなかった。

今回は、顔を見て、話そう。

 

そんな折に、LINEが来た。

「なんと! 『新潟の師匠』さんと話せる時間をもらえるっぽい!」

「30分だけだけど、せっかくだから行こう!」

 

怪しい。

経済塾で、業務が好調で忙しいと言っていた『新潟の師匠』さんが、僕のような人間と話す時間を割けるようなものか。

わざわざ『新潟の師匠』さんがそういう時間を設けるのは、それがバンダナの子の、そして、『新潟の師匠』さんの直接的利益になるからに違いない。

 

ちょうどこの機会に、これは全て仕組まれたものなんだろ? と聞こう。

そして、前に進もう。

「俺は、君と恋愛をしたかっただけなんだよね」

これを言い放って、この恋活は終わりだ。

 

続きます。