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madajimaとの会話

たまたまここを訪れてくれた方を一笑い吹かせるために、赤の他人との「どうでもいい会話」や自分の「どうでもいい思考」を載せています。

madajimaの週末

6:00
起床。めっちゃ早く起きちゃったな、と思うも、昨晩最後に時計を見たのが9時半くらいだったことを思い出す。
布団の中でネットサーフィン。そうか、カフェインは身体に良いのか。
7:00
納豆ご飯を食べる。米一合を炊いて、やべ、多すぎたかな、と思うも、ちょうどいい量だった。
ご飯を食べながら動画を見てHTML/CSSのお勉強。早くPHPを書けるようになりたい。
10:00
身体と脳みそがだらけてきた。何もやるきにならない。どうしようかな、これから何をしようかな。
10:30
よし、外に走りに行こう。
11:00
だらだらと30分をかけて着替えが終わる。自転車に乗って荒川に向かい、橋の下に自転車を止めて走り始める。
11:30
野球場からボールが自分のところに2球続けて飛んでくる。どちらもうまくキャッチして投げ返す。今日はツイてる日だな、と確信する。
12:00
走り終えて自転車に乗ろうとしたところ、優しそうなおばあさんに話しかけられる。
「こんにちは」
「こんちはー」
「ここら辺、猫いるの知ってる?」
「ああ、いますね」
「あそこの子に、今ごはんをあげたの」
振り返ると、白い猫がキャットフードをむしゃむしゃ食べている。
「あの子ね、目を怪我しているのよ」とおばさんが悲しそうに言う。
「僕は犬派なので、どうでもいいですけどね」とは言わずに「あー、かわいそうですね」と言う。
それから、そういえば、と気付いたように、僕は「ここら辺、猫多いっすよね」と続ける。
「そう? でもあの子は一人で寂しそうなの」
「へえー」
僕は自転車にまたがって「それじゃ、よい一日を」と言って去る。
12:30
スパゲッティ200gをたらこソースで食べる。
13:00
コンビニでチョコナッツを購入、コーヒーと一緒に食べる。幸せな気分になる。
13:30
アサシン・クリード シンジケートをPS4でプレーする。ゲームの音は切り、サッカー関連のポッドキャストを聞きながら、19世紀イギリスで高いところに登っては降り、悪者を暗殺する。
余談だが、ゲームをしながら英語のポッドキャストを聞く、というのが、自分の英語のリスニング/スピーキング強化にいかに役立ったかを、いつか英語雑誌に寄稿したい。ブログには書かない。書きたくない。英語教室っていうブログ名だけど。
17:00
そろそろアサシン・クリードをやめてアパートを出たいが、19世紀イギリスに暗殺すべき悪者があまりにも多すぎて、やめられない。
17:50
暗殺に一区切りがつき、お気に入りののオレンジ色のジャンパーを着て、アパートを出て、電車に乗る。
18:30
吉祥寺に到着。吉野家で牛丼を食べる。
小学校低学年ほどの女の子が、両親を率いて「ここ」とテーブル席を選び、座り、注文する。年齢の割に堂々とした姿勢、目つき、仕草にうっとりしていたところ、やたら僕のことをにらんできた。この子は大物になるな。
18:50
サッカーバー「クロスバー」に到着。J1のヴィッセル神戸アルビレックス新潟の試合を観戦。
19:05
前半35分くらい、GKのミスで2-0で神戸のリードとなる。パブの中は僕を含め新潟ファンばかりで、歓声は上がらずため息だけが漏れる。
19:15
前半ロスタイム、コーナーキックから新潟が1点を返す。少し歓声が飛ぶ。「これはでかい」と誰かが言う。
19:40
後半10分くらい、新潟が同点にする。小さくガッツポーズ。周りの新潟サポーターとハイタッチする。
19:45
後半15分くらい、新潟が3-2と逆転する。歓声が大きく上がり、熱のこもったハイタッチをする。
20:30
その後一気に4失点し、新潟が6-3で大敗する。自分以外の新潟サポーターがそろそろと静かにいなくなる。ハイタッチをしたのがはるか昔に感じられる。
20:50
中野駅に到着。
21:00
最近会社を辞めた元同僚、アンディと約束通りの時間に会い、スポーツバー「FootNik」に向かい、ビールをオーダーする。
21:10
近況報告しながら、フードメニューを見ているアンディ。「ははは! これがイングリッシュ・パイ? 気持ち悪! こんなのねーから!」
21:30
トッテナム・ホットスパーアーセナルのファンがだんだんとスポーツバーの席を埋めている。ノースロンドンダービーの結果予想を二人でする。
「2-2だな」とアンディが言う。「つまらない試合にならなきゃなんだっていいよ」
「おれも引き分けがいいな。それがレスター・シティにとって一番良い結果だから」と僕が言う。
「お前、レスター応援してんの?」
「だって、すげーエネルギッシュで、見てて気持ち良いプレーするから」
「結局強いところ応援するのか。オレと一緒にワトフォード応援しろよ。オレ、東京でワトフォードのファンクラブ作るつもりなんだ」
僕に会うたびにそう言ってくる彼に、僕は笑うしかない。
21:45
試合がキックオフ。アーセナルコールやスパーズコールが起こるが、その度にアンディは「ワトフォード!」と小さく叫ぶ。
22:00
「いいか、全ては自信なんだ。人生で大事なのは、自信だ。仕事の面接だって、自分の好きな人と話すときだって、PKを蹴るときだって、必要なのは自信だ。おどおどしている奴を、雇いたいと思うか? オレは精神力が強いわけじゃないが、最近したドイツの有名な会社との入社面接では、それまでの三日間ずっとやる気の上がる動画を見て、『オレはできる、オレはできる』って自分に言い聞かせてな、当日はもう面接官をにらみつけるような感じで、職を得られるチャンスをつかんだんだ。確定はしてないけどな。他の例では、もともと、オレは美人とかの前では、『ああ、オレはこの美人に見合わないな』って思う方で、話すときに視線を下に落としちゃってたけど、もう『このハンサムなオレと付き合わないと後悔するぜ』っていう感じにしているんだよ。それが自信だ。あと、数年前にワトフォードレスター・シティが2部の昇格プレーオフで戦ったときのこと知っているか? 同点で迎えた後半ロスタイム、レスター・シティがPKをもらって、決めれば勝ち、ってときに、PKキッカーがもう泣きそうな、ウンコもらしそうな顔をしてたんだ。YouTubeで見てみろよ。そんで、PKをGKが止めて、ワトフォードがそこからすぐにカウンターを仕掛けて、ゴールを決めて勝ったんだ。ヤベーだろ? 結局その次にクリスタル・パレスに負けて昇格は逃したけどな」
「みんなが真剣に試合を見ている中、すごく良いスピーチだね、アンディ大統領」とは言わなかった。実際、ふんふんと興味津々で聞いていた。
22:15
アーセナルアーロン・ラムジーの巧みなゴールで先制。なぜか、僕たちの左手側だけにアーセナルファンが集まっていて、みんなで喜んでいる。
23:00
後半15分頃、アーセナルのフランシス・コクランが退場。その直後に、トッテナムが2点を立て続けに決めて2-1と逆転。僕たちの右手側に集まった国際色豊かなスパーズファンが、全員でハイタッチやらガッツポーズやらで超大盛り上がり。僕たちの近くに座っているアーセナルファンはものすごく不満顔。アンディは「カモン、ワトフォード!」
23:15
1人少ないながらも、アーセナルアレクシス・サンチェスがゴールを決めて同点に追いつく。さっきまで不満顔だった日本人アーセナルファンが、近くの外国人スパーズファンに向かって挑発するようにガッツポーズ。ガッツポーズを向けられたラテン系っぽいスパーズファンは「ちょっとこいつアツくなりすぎじゃね」的な苦笑い。
23:20
「おい、あそこのグループ見ろよ」と試合そっちのけのアンディが、左手側にいるアーセナルファンの男女グループに指を差す。男6女4くらいの比率で、一緒になってテレビ画面を見ている。「あんなに見た目の良い男女グループが、なんで男女別々で座っているんだ? 男女男女って順々に座るべきだろうに、もったいない」と主張。「特に端っこにいるあの子なんて、おっぱい大きいのに」確かに、と僕も賛同する。おっぱいもそうだけど、並びについて、だ。男と女が対面で座る合コンスタイルが慣れている我々日本人にとっては、とても新鮮な意見だ。「オレが割って入ろうかな」とアンディが息巻く。僕はそれには賛同しない。
23:30
試合が終わる。終電もあり、いそいそと店を出る。
23:50
電車に乗る。アンディが先に降りる。握手をして、「またな」
1:15
シャワーを浴びて布団に入る。野球ボールが2球飛んで来たときに思った「今日はいい日になるな」がよく当たったな、と思い出す。もちろん、アルビの負け以外は。日曜日はこれについてブログを更新しようかな、と思う。気付いたら、ぐっすり寝ていた。
18:00
書いてみて、自分の一日を丸裸に説明するのって、思ったより恥ずかしいんだな、と気付く。そして、楽しかった割には、大してネタになるようなことは起きてなかったな、と反省もする。こうしてみると、一番おもしろかったのは猫のおばあさんとの会話だった。
もう、絶対こういう形式で書きたくない、そう心に誓う。
「自信を持て!」というアンディ大統領の熱弁が聞こえる気が、しなくもない。