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madajimaとの会話

たまたまここを訪れてくれた方を一笑い吹かせるために、赤の他人との「どうでもいい会話」や自分の「どうでもいい思考」を載せています。

元気がない時のラーメンの食べ方

元気が出ない。

やる気が出ない。

あーーーもーーー。

 

そんな時に行くようになったラーメン屋がある。

何でもない、横浜家系のチェーン店なのだが、スタッフの9割を占める中国系の方々が元気で、笑顔が素敵だし、味も良いので、行くようになった。

ラーメンを食べ終わり、店を出ると元気が出てくるので、僕にとっては最高の薬である。

 

そして、今日も行ってきた。たったさっき。

まあ、元気が無いので。

 

でも、残念ながら、何だかこう、いつも感じる「うまい!」って気分がなかった。

もちろん、元気も出なかった。

ああ、何でだろうか。

せっかく、行ってきたのに。

 

一番最初に行ったときも、ラーメンを食べるまで元気が無かったことを、よく覚えている。

その時は、ずっと味を噛み締めていたいくらいにラーメンがうまくて、泣きそうになった。

今日も、その時と同じ豚骨玉子、お好みも麺柔らかめ + 脂少なめにしたのに、あの時の感覚とは雲泥の差である。

シェフの腕のせい? 慣れてしまったせい?

 

ああ、と気づいた。

ラーメンを食べている間、僕がスマホに夢中になっていたからなのだ。

 

確かに、最初に行った時は、たまたまスマホを家に忘れて行った。

だから、考えているのはラーメンだけで、ラーメンの味が100%頭に入ってきていたのだ。

でも、今日は、20%ラーメン、80%スマホ、という程度だった。

つまり、僕はラーメンを食べに行ったというより、「ラーメンを食べるという処理」を行なっただけだったのだ。

それでは、元気が出るわけもない。

 

そう考えると、最初の時も、「ラーメンを食べたから元気が出た」わけでは無く、「ラーメンをゆっくり味わったから元気が出た」のである。

今回は、腹においしいラーメンが溜まっただけで、その味を味わうことができなかった。

悲しいな。

目を閉じて、ゆっくり食べれば良かった。

悲しいぜ。

スマホの見過ぎのドライアイで、涙も出ないぜ。

 

なんて考えたら、なおさら元気が無くなってきた。

あーーーもーーー。

せっかく、ツッコミ上手な友達とPodcastを始めたのに、それに関してブログを書くやる気が出ないよー。

 

 

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呂比須ワグナーの運注入! - アルビレックス新潟対コンサドーレ札幌 20170520

三浦文丈監督が辞任した時、「アルビはここ数年ずっと運が無い」ということを書いた。

呂比須ワグナー新監督が、そのどんよりとした悪い流れみたいなものを、日本刀の短い振りでスパッと断ち切ったような、そんなイメージが湧いている。

 

呂比須の初陣、今シーズンのこれまでと大きく異なっていたのは、前からボールを取りに行くのを、ほぼ諦めたことだ。

 

ぶっちゃけ、試合の面白さ的には、三浦監督の時の方が良かった。

フォワードもボランチも前からガツガツボールを奪いに行き、ハラハラ息を飲む展開。

ボールを取ったらすぐ、ホニを筆頭に相手の裏を狙う。

それを追いかけろと、怒涛のダッシュでみんながゴールへ迫る。

これが面白かったから、僕は三浦監督を擁護し続けていた。

「これを続ければいずれ結果が出る」と信じていた。

でも、その僕の見方は甘かったのかもしれない。

 

まず、新加入選手が多かったためか、FW、MF、DFの縦の連携の完成度を高められず、縦のラインがいまいちバラバラで、90分間安定して戦えなかった。

また、前への守備は強化されていたけど、クロスボールみたいな、脇の守備は弱かった。

トゲが何本も生えている盾だけど、トゲが生えていない方向からの攻撃を防げない、みたいな感じだった。

見た目は強そうだけど、真の実力の強さではなかったのだ。

 

その盾のイメージでいうと、今日の呂比須アルビの守備戦術は、柔らかくて厚いゴム状の盾だったかと。

盾をガツガツ押して行くのではなく、受けた攻撃を跳ね返すのを待つような感じだった。

トゲを出したくなるのをこらえて、常に前を向いて守備ができるよう、我慢していたと思う。

そして、ボヨヨーンと、そのゴムのバネでうまく跳ね返した形で、ホニのゴールが生まれた。

あの得点は、まさに、守備と攻撃がうまく重なり合った瞬間だった。

10分ほどうまく攻撃ができず、立て続けにゴールを脅かされていた時間帯、守備だけを考えていたのではなく、「跳ね返す」ことを選手全員が常に考えていたおかげだった。

「トゲ盾」よりも、盾をうまく武器として使えた瞬間だった。

 

ただ、ここで運の話が出てくる。

そのゴム状の盾が、よくもまあ、突き破られなかったな、と。

 

このゴム状盾のまずいところは、先制点を食らうと、盾が効果的でなくなるところにある。

0-1となれば、相手の攻撃を跳ね返そうにも、相手がそんなに攻めて来なくなるからだ。

 

その先制点を奪われそうな場面が、前半から何度もあった。

例えば、相手のセットプレーでは、スクリーンプレーで都倉賢が幾度となくうまくフリーになって、ヘディングシュートを打っていた。

だけど、シュートは枠を外れる、外れる。

ジャストミートして枠に飛んでも、ボールがアルビのディフェンダーの頭にたまたま当たったりしていた。

札幌の選手たちが「え? どういうこと?」みたいな表情をしていたのが印象的だった。

また、その他にも、明らかに札幌のコーナーキックだったのに、アルビのゴールキックと判定されたのが、3回くらいはあった気がする。

 

正直、今シーズンこれまで、こういう細かい判定だったり運の無さに泣かされていたのは、アルビの方だった。

また、都倉賢の試合後のコメント「決めきれなくて勝てなかった」は、ここ数年新潟の試合後インタビューの流行語だった。

だから、たまに、こういう風に新潟にツキが来る試合もあって、当然と言えば当然だ。

でも、このタイミングでそのツキが来るなんて、正直信じがたい。

 

このタイミングのこの勝利により、「残りの試合のうち半分で勝つ」という、信じられないような目標が「できるんじゃないか」「できたらカッコよくね」と実現可能に思えてきたのだ。

選手にとっても、サポーターにとっても。

そういうわけで、この今日のツキが持つ意味は、計り知れない。

 

そう考えると、先ほどの「ゴム状の盾」を使った戦い方が、アルビの「運を呼ぶ戦い方」なのかもしれない。

2012年、奇跡の逆転残留を果たしたときも、こんな感じだった。

史上最低の勝ち点で「たまたま」残留できた去年の終盤も、こんな感じだった。

呂比須監督が就任記者会見で「堅守速攻が新潟のDNA」と言っていたけど、もしかしたらもしかして、「弱肉強食の地球で、この種が生存するために受け継いできたDNA」みたいな、そういう生物学的な意味まで込めて「DNA」という言葉を使っていたのかもしれない。

 

何にせよ、運だけで勝てるほどJリーグは甘くない。

カイジみたいに、頭の良さや度胸、仲間との団結があってやっと、運の話が始まる。

この勝利に浮き足立つことなく、選手たちは落ち着いて練習、プレーしてほしいし、僕も「ざわ・・・ざわ・・・」と言いながら、温かく見守りたいと思う。