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madajimaとの会話

たまたまここを訪れてくれた方を一笑い吹かせるために、赤の他人との「どうでもいい会話」や自分の「どうでもいい思考」を載せています。

ビール阪神巨人

東京ドームに野球観戦に行って来た。

オーストラリア人の友達、ショーン君が「巨人対阪神伝統の一戦がどんな感じか、いつか見てみたい」と言っていたので、東京ドーム三塁側一階席のチケットを入手して、行って来た。

席に着いたら、僕たちを囲むのはバリバリの関西弁で、野次を飛ばす根っからの阪神ファンばかり。

通路側でトイレにも行きやすく、野球の生観戦の雰囲気も味わえる。

いやー良い席だな、良い経験だな、と二人で言い合った。

 

さて、野球と言ったらビールである。

プレイボール前に、YEBISUを一杯頼んだ。

別に、YEBISUビールの売り子のピンクの衣装と、綺麗な茶髪が妙にマッチしていて、「かわいいなあ」と思ってついつい声をかけたからではない。

ただ、ビールを飲みたかっただけだ。

 

試合が始まった。一回表に早速阪神が先制し、盛り上がる。

テレビでしか見たことのなかった六甲おろしを歌った。今日だけ、良い感じにタイガースファンっぽく振る舞ってみる。

1回裏の巨人の攻撃も抑えた。なんだか今日は阪神が勝ちそうな気がする。

気分が良いので、プレミアムモルツの女の子に手を振ってビールを頼んだ。

別に、近くのお客さんに笑顔でビールを注いでいる姿が可愛かったからではない。

阪神が勝っていると、ビールが飲みたくなるのは当然だ。当然ではないか。

プレミアムモルツのお姉さんは、とびきりの笑顔で「今ボトルを変えて来たので、キンキンですよー!」と言ってくれた。

「さっすがー!」と僕は言い返す。

するとすぐに、カキーンと快音が聞こえた。

阪神のバッターが長打を放ち、またもや3塁側が盛り上がる。

「いやー、今のお姉さんが来てくれたおかげですよ!」と僕は言った。「さっすがー!」

すると、プレミアムモルツのお姉さんは笑い、「またお願いしまーす!」と言って去って行った。

「またお願いします!」と僕も言った。

 

それから巨人の攻撃になった。

だが、阪神の先発投手が四球を連続で出したりして、あっさりと逆転されてしまった。

気分が悪くなったので、今度はYEBISUの女の子に手を振った。

YEBISUの女の子と言っても、最初のYEBISUの子とは違う。

白い肌にピンクの衣装が似合っている。っていうか、普通にかわいい。

まあ、別に、かわいいから、とか、選手よりも汗をかきながら頑張っているその子の姿に胸を打たれた訳でもない。

ただ、巨人に打たれてイライラしたので、無性にビールを飲みたくなっただけだ。

3回裏でビール三杯目。やはり、野球にビールはよく合う。

 

隣のショーンはというと、僕が手を振った相手からビールを買ったりしていたが、ついに、自分から手を振ってビールを買った。

アサヒの女の子だった。

これがめちゃくちゃかわいい。

アサヒの白と青の格好がたまらなく似合っている。

まったく、ショーンは何しに来たんだか。

これじゃあ、球場で野球の生観戦に来たのか、かわいい店員のいる居酒屋で生ビールを飲みに来たのか、わからないではないか。

 

試合も中盤。さすがに、ビールが腹に入らなくなってきたので、ビールのカップに手が行かなくなってきた。

ところが、あることに気付いた。

最初のYEBISUの子、プレミアムモルツの子、2番目のYEBISUの子、そしてアサヒの子が、やたら頻繁に僕たちの近くに来て、「ビールいかがでしょうかー!」と言い始めたのだ。

ま、まずい。

「ちっ、まだ一杯飲み干していないのか」

「え? なんでYEBISUのカップ持ってんの? 私のプレミアムモルツ飲んだ後、YEBISUに浮気したの?」

「やっぱり、日本人はあんまり酒を飲めないんだな。私はオーストラリア人だけで満足よ」

そんな風に思われているに違いない。

 

だけど、そんなことを気にしている余裕もないくらい、酔いが回って来た。

また、阪神には一切ヒットが生まれなくなり、全然盛り上がらない。

僕は仕方がなく、近くにいたプレミアムモルツの女の子に手を振り、ビールと亀田製菓のナッツを頼んだ。

別に、彼女が何度も僕たちの隣を通っていたからではない。またちょっと話したいなー、と思ったからでもない。

プレミアムモルツの子からビールを買えば、阪神にまた長打が生まれるかもしれないと思ったからだ。ただのゲンカツギである。

彼女から買った亀田製菓のナッツを腹に入れたおかげで、酔いは多少マシになって来た。

だが、阪神は全然ヒットを打てない。逆に、巨人に追加点を入れられてしまった。

 

試合は終盤にさしかかった。

亀田製菓のナッツの塩気がちょうどよく、またビールが欲しくなったので、近くにいた2番目のYEBISUの子にビールを頼んだ。

別に、「やっぱり、あの2番目のYEBISUの子が一番かわいいし、一番汗をかいてがんばっているから、ビールを買ってあげよう」と思ったからでは決してない。

亀田製菓のナッツを食べたらビールを飲みたくなるのは当然だ。当たり前ではないか。

 

8回表、阪神はそろそろ打たないと同点も難しいぞ、という大事な局面を迎えた。

僕が打席に集中していた時、ショーンはいきなり手を挙げた。

相手は先ほどと同じ、アサヒの女の子だった。

まったく、試合よりもビールの女の子に集中しやがって。

ビールを受け取った後、「あ、一万円でも大丈夫ですか?」とショーンは聞いた。

「大丈夫ですよー! ノープロブレム!」と女の子は元気よく答える。

アサヒの女の子はさらに、「ワン、トゥー、スリー、フォー」と千円札を元気よく英語で数えてからショーンに渡していた。なんというエクストラサービスだ。

受け取ったショーンは明らかに照れていた。嬉しそうだった。

まったくこれじゃあ、ショーンは野球を観に来たのか、アサヒの女の子からビールをもらいに来たのかわからないな!

それから、阪神は8回、9回と簡単に打ち取られ、ゲームセットとなった。

 

帰り道、ショーンと色々話した。

そうしたら、互いにビールを5杯ずつも飲んでいたことに気づいた。

ビール1杯は800円、ナッツは200円だった。

ちなみにチケットは4000円だった。

そのチケットは、巨人対阪神伝統の一戦を観るためのチケットだったのか、それともかわいい店員がいる居酒屋の入場券だったのか、本気でわからなくなった。

 

まあ、通路側でビールを頼みやすかったし、野球がどれだけビールの良いつまみになるのかよくわかった。

良い席だったな、良い経験だったな、と二人で言い合った。

やっぱり、ビールと言ったら野球だな。

野球にビールが合うのではなくて、ビールに野球がよく合うんだな。

僕たちは、そういう結論にまとまった。

 

ちなみに、アサヒの子とYEBISUの2番目の子、どちらがかわいかったかの議論はまとまらなかった。

アルビ良い感じじゃね、ホームで0-3で負けたけどさ

昨日のホームでのFC東京戦、0-3で負けました。

先週のヴァンホーレ甲府戦で2-0で勝った分、連勝の期待が大きかったけど、三点差で負けてしまった。

サッカーで0-3と言ったら、完敗中の完敗、全然ダメじゃん、というイメージがつきまとう。

だが、実際はそんなことなかった。

むしろ、3-0で勝ってもおかしくないような勢いだった。

 

前半終了時、アルビレックス新潟のシュート数7に対して、FC東京は1。

その数字が示す通り、FC東京にチャンスを一切作らせていなかった。

だが、良いムードの中、素晴らしいフリーキックで失点してしまい、0-1で試合を折り返した。

 

後半も、アルビの優位は続いた。相手が攻めようとしても、ボールをすぐに奪い、ゴール前にどんどん迫って行った。

ロメロ・フランク小泉慶ソン・ジュフンらがどんどんボールを奪っていく姿は、爽快ですらあった。

また、ホニ、チアゴ・ガリャルド、山崎亮平加藤大の連携は良くなる一方で、ショートパスも繋がるし、ミスをしても粘り強くボールに寄せて、相手に思い通りのプレーをさせなかった。

これは同点も逆転も時間の問題だ。。。と思いきや、前がかりになったところを、相手の3本目だか4本目のシュートで追加点を奪われてしまい万事休す、となってしまった。

 

それから0-3となっても、必死にファイトをしてボールにガツガツ行っていて、一切諦めていなかった。ゴールを狙いに行っていた。

そんなアルビに、僕は希望しか見えない。

確かに、決定的なチャンスは少なかった。

でも、前線に改善と向上が明らかに見られる。

 

表題を見て、「マラソン大会でビリだったのに、『良く頑張ったね』って言うようなもんじゃん」と思ったかもしれない。

だが、ちょっと違う。

減量もできているし、フォームも良くなって来ている。ガツガツさも必死さもある。

経験、自信、そして結果も、いずれついて来るだろう。

このまま続ければ、いつのまにかごぼう抜きしていて上位に立っている、なんてことだってあり得る。

そうなるのが今季ではなく、来季となるかもしれないけど、声を枯らして応援する価値が、今のチームにはあると思う。

元々、我慢して成長を支えるのが、アルビを応援する面白さの一つでもあるし。